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忘年会など酒席のケガは労災になるのか?
2014年12月18日 業務災害・通勤災害
忘年会、新年会など会社のイベントでお酒を飲む機会も増えてくるこの時期、こうした酒席に関係するケガは労災(労働災害・通勤災害)として認められるのでしょうか?今回はお酒を伴う会社イベントで労災が認められる条件について考えます。
”会社を巻き込むSNSトラブル”『海外編』
2013年3月7日 SNSポリシー・ガイドライン
日本でも普及著しい、twitter、FacebookをはじめとするSNS、爆発的な普及と比例してトラブルも多発しています。このトラブル事情、既に普及している米国をはじめとする海外ではどうなのでしょうか?ここでは、SNSを原因とする解雇など、海外における雇用にまつわるSNSトラブル(会社を巻き込むSNSトラブル)を見てみたいと思います。
強盗被害で安全配慮義務違反?
2011年10月20日 労務トラブル
先日、大手牛丼チェーン店に強盗被害が集中しているとして、警察庁が同店に対し、「防犯強化」を指導したとの報道がありました。強盗により店員が負傷、死亡した場合、会社はどのような立場に立たされるのでしょうか?やはり被害者なのでしょうか?社員の就業中の犯罪被害について、「安全配慮義務」から考えてみたいと思います。
【大規模災害と労務管理】その11 震災による内定取消・採用延期
2011年3月29日 大規模災害と労務管理
…しかし、「入社」できるならまだいいほうで、中には震災の影響で「当面の自宅待機」やひどいケースですと「内定取消」といったケースも散見されはじめています。今回は、新卒者の「内定」がどのようなものであり、震災のような大規模災害が内定にもたらす影響について考えてみたいと思います。
【大規模災害と労務管理】その9 震災と整理解雇
2011年3月24日 大規模災害と労務管理
…しかし、助成金を活用しても災害からの復旧と将来的な業績回復が見込めなければ、ただの時間稼ぎにしかならず、結果として、会社と社員の双方が「決断」の時期を逸することになり、お互いに不幸なことになってしまうのではないでしょうか。この場合、社員を整理(整理解雇)することで会社が持ち堪えられそうならば迷わず決断するべきです。中には「社員は家族も同然」と考える会社もあるかと思いますし、個人的にそういう考えは大好きなのですが、判断が遅れるとそれだけ対応も損失も膨らんでいきます。
【大規模災害と労務管理】その3 休業手当の要否は?
2011年3月16日 大規模災害と労務管理
…まず、休業手当の支払の用件ですが、「使用者の責に帰すべき事由による休業」の場合は、休業手当の支払いを要し、この「使用者の責に帰すべき事由」の範囲は、かなり広く解釈されるという点については、前回見たとおりです。
【アルバイトに責任は問えるか?その3】 正しい弁済の受け方とは?
2011年2月15日 アルバイト・パートタイマーの問題
次に弁済の受け方について考えてみたいと思います。判例(裁判例)上認められる弁済の範囲については、前回見たとおりですが、アルバイト(労働者側)と会社の間で弁済額について合意が成立したとして、会社はアルバイトからどのように弁済を受けるべきでしょうか。
【アルバイトに責任は問えるか?その2】 バイトに賠償請求!?
2011年2月9日 アルバイト・パートタイマーの問題
アルバイトが業務の過程で過失により事故を起こし、お客様などの第三者に被害を与えてしまったとして、アルバイトは責任を問われるのでしょうか。また、問われるとしたらどの程度の責任が問われるのでしょうか。