こんにちは。管理部支援.comの専田です。

 

本日、9月1日は防災の日です。
東日本大震災以来、社会的な防災意識は災害以前と
比べて格段に高まり、様々な防災イベントに積極的に
参加する人も増えたように思います。

BCP(事業継続計画)の策定をはじめ、企業にも様々な
対策が求められますが、その一つに「帰宅困難者」
問題があります。

 

東京では東日本大震災だけでなく、その後の爆弾低気圧
などの異常気象でも生じた多くの「帰宅困難者」は様々な
課題を残しました。

これを教訓として、平成25年には東京都の条例として
「帰宅困難者対策条例」が施行され、事業者に対し、
次のような事項が努力義務として定められました。

・社員の一斉帰宅の抑制、事業所内での滞留

・社員の滞留に必要な3日分の水、食糧の備蓄

・会社、社員、家族間の連絡手段確保に関する啓蒙

 

こうした行政施策や防災に関する社会的な意識の高まりを
受け、食料や飲料水の備蓄を進める企業も増えて来ていますが、
防災の日が近づくと企業担当者との間で話題としてよく上がって
くるのが、「何か備蓄品として足りない物はないか?」という
ものです。(ある程度備えのできている企業の話です)

食糧や飲料水は当然、ヘルメットにラジオも今や当たり前。
そのほかにも医薬品など備えておいた方がよいものはたくさん
ありますが、忘れられがちながらも、食糧・飲料水並みに
優先度の高いモノがあります。

 

何かというと、それは「トイレ」

 

トイレといえば現在は「水洗」が大半。都心部ならほぼ100%
トイレは水洗でしょう。ただ、大規模災害下では断水も予想
されますからトイレがまともに使えるとは限りません。
(個人的にはあまり期待できないと思います)

それに都心部は周りはコンクリートやアスファルトだらけ
ですから「穴を掘って済ませる」というわけにもいきません。
また、多数の帰宅困難者がひしめき合うところで皆が
「テキトーなところ」で済ませたら衛生面に直結します。

それに男性はともかく女性はそういうわけにはいきません。
単に「恥ずかしい」とかいう話ではなく、防犯上の問題も
生じかねません。

 

簡単な「即席トイレ」でもないよりマシ?

簡単な「即席トイレ」でもないよりマシ?

建設現場でよく見かける本格的な簡易トイレとは行かなくも
市販の防災グッズで見かけるようなものは最低限揃えておく
べきかと思います。それも少し多めに。

何があっても「お腹は減る」一方で「出るモノ」も止められ
ません。企業としての防災計画の中で備蓄品については、
出るモノ(トイレ)の手当もきちんと考えておきたいものです。

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