こんにちは。管理部支援.comの専田です。

 

ブログを始めて今月12月で3年になります。
当初は「何を書いたらよいのやら…」という
状態でしたが、多くの方に支えられ4年目を
迎えることができました。

企業における労務管理を主要なテーマとして
様々な切り口でブログ記事を書いてきましたが、
よく読んでいただいているテーマの一つに
「社員の失踪・行方不明」があります。

 

これまでに何度か「社員の失踪・行方不明」
に対して、会社として取るべき対応について
検討してきましたが、ブログ記事の中でも
常にベスト3に入るアクセスがあり、意外な
データに書いた専田自身が驚いています。

世の中そんなに行方不明になる社員が多いのかと
思ってしまいますが、会社でこうしたトラブルが
発生したら、経験豊富なベテランの人事でもない
限り、戸惑ってしまうでしょう。

 

「失踪・行方不明」に関する情報をインター
ネットで検索すると真っ先にヒットするのが、
探偵事務所のホームページ、次いで事件性の
ある行方不明者や引退などで消息の知れない
「有名人」に関する情報といった具合です。

とてもじゃないですが、企業の実務担当者の
役に立ちそうな情報はありません。あっても、
「社宅の明け渡しをどうするか?」といった
末節に関する話程度です。
(これはこれで大切ですが)

また、社員の失踪・行方不明というと、
実務担当者からは、レアなトラブルとして、
半ば嘲笑じみた話も聞かれます。

 

ダメだ!もう限界!…となる前に

ダメだ!もう限界!…となる前に

こうした傾向を見るにつけ、どうも企業として
考えておくべき肝心な部分が抜け落ちている
ように思うのです。

その考えておくべき事とは何か。それは、
「社員の失踪・行方不明の原因が業務に
                                            起因するものかどうか」
という点だと思います。

 

失踪・行方不明といっても理由は様々。
事件事故などのトラブルから借金を理由とした
いわゆる夜逃げまでいろいろです。

しかし、そこで注意したいのは、仕事にその原因
がありそうなもので、さらに「メンタルヘルス」
が疑われるようなケースです。

 

実際に過重労働が原因で精神疾患を患ったと
見られるエンジニアが失踪し、失踪先で急性
アルコール中毒で死亡しているのを発見された
事例で労災認定されたというものがあります。

労災認定されたということは、原因が仕事に
あるということです。

そして、仕事に原因があるということは、
会社に落ち度(安全配慮義務違反)があると
いうことなります。

そうなった場合、遺族から高額の損害賠償を請求
されるだけでなく、企業のイメージの低下など
影響は多岐にわたります。

社員の失踪・行方不明を「珍トラブル」
嘲笑混じりに見ている場合ではありません。
ちょっとでも気になることがあれば、会社の
危機として捉える必要があると思うのです。

 

もし、あなたの会社で社員が失踪・行方不明と
なったなら、次のような点を確認してみてください。

・失踪・行方不明以前の3~6ヶ月の労働時間
(過重労働がなかったか?)

・同じく直前1ヶ月程度の勤怠
(遅刻、早退、欠勤の有無と程度)

・同僚とのトラブル、ハラスメントなどの有無
(失踪・行方不明の引き金になりそうな出来事)

・勤務態度、日頃の言動、自宅の様子など

 

確認してみて、もしもメンタルヘルスが疑われるようで
あれば、会社の危機として対応を切り替える必要
あると思うのです。

実際にどのような対応が必要になるかは、
ケースバイケースですが、迷われたり、不安に
思うことがあれば、専門家にご相談いただき
たいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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