こんにちは。管理部支援.comの専田です。

 

先日、リクルートの独立・起業情報誌
『アントレ』の取材を受けました。

もちろん、本格的な雑誌の取材は初めてのこと。
取材中はインタビューに応えるため、アタマは
常にフル回転!

取材も終盤に差し掛かる頃には疲れてクタクタ。
“取材”がこんなに疲れるものだとは思っても
みませんでした(笑)

掲載号は来月末の発売予定ですが、詳細が
わかりましたらこちらでもご案内します。

取材の模様

取材の模様

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、従業員(特にアルバイト)が私的に利用する
ソーシャルメディアに不適切な情報(特に画像)を
発信することで生じる“炎上”に会社が巻き込まれる
“会社を巻き込むSNSトラブル”

残念ですが、いちいち分析し、コメントすることが
悲しくなるくらいに続発しており、一向に止む気配が
ありません。

止むどころか、“アイスケースの寝そべり男”も続出し、
(この記事を書いている時点で4人目でしょうか?)
ファストフードやコンビニエンスストアなどは
「もう少しで“メジャーどころ”が全て出揃うんじゃ
ないか?」というくらいの勢いです。

 

“会社を巻き込むSNSトラブル”が発生した企業から
出される謝罪コメントの中には「従業員に対する
指導・教育を再度徹底し、再発防止に取り組んで
参ります」
という文句が、半ば“お約束”のように入って
います。

こうしたコメントが悪いわけではありませんが、
これだけ炎上トラブルが多発する現状を考えると、
トラブルを起した社員や若年アルバイトなどの
ハイリスクな層を対象とした“再教育”の具体的な
内容もあらかじめきちんと考えておく必要があると
思います。

 

また、炎上トラブルを起した社員に対しては、
“懲戒解雇”“損害賠償”などの厳しい対応が
聞かれますが、全ての事例でこのような厳罰が
まかり通るとは思えません。

炎上トラブルの内容にもよりますが、
中には必要な処分を経て、引き続き社員として
働き続けるケースも当然あります。

そこで必要となるのが、当事者を含めた再教育です。
ここでは、問題を起した社員向けの教育について
考えてみたいと思います。

 

さて、この再教育。一般的な指導・教育と別に行う
もので、イメージとしては、自動車運転免許制度で
いう、「交通違反者講習」のようなものです。

“炎上トラブル”を起した社員や、各企業で定める
ソーシャルメディア・ポリシー(ガイドライン)に
違反した社員を対象に行います。

企業規模や社員の年齢層にもよりますが、意外に
ソーシャルメディアを巡るトラブルというのは
多いように思います。

ですから、トラブルの内容や影響の度合いに応じて、
・「ソーシャルメディアハラスメント」講習
・軽微な違反者向け講習
・重大違反者講習
…のように分けてもよいかと思います。
(重体違反者が会社に残れるかは別ですが…)

 

一例として、昨今多発しているアルバイト社員
“問題画像投稿による炎上”事例を想定した
再教育カリキュラムを考えてみました。

◆“炎上トラブル”再教育カリキュラム

(1)何故、問題画像を投稿したか?
・事情聴取を兼ねて当時の考えを振り返ってもらう

(2)ソーシャルメディアサービスの理解度確認
・誰に投稿を見てもらおうとしたのか?
・“第三者”に見咎められる可能性は?
・寄せられる非難に対して思ったことは?

(3)受けたダメージについて考える
・社員が受けたダメージは?
・会社が受けたダメージは?

(4)法令上の責任を考える
・刑法上の責任(器物損壊、威力業務妨害罪等)
・民法上の責任(不法行為による損害賠償責任等)
・会社規則上の社員としての責任

(5)これからすべきことを考える
・炎上トラブルを振り返った感想
・他の人(アルバイト)に伝えたいこと
・これから何をすべきか

…と大体こんな感じでしょうか。
ここで得られた“気づき”は会社全体でシェアする
ことを考えてください。必ず活かせるところがある
はずです。

 

問題画像投稿による炎上トラブルは、次々と明らかに
なり、過去の問題画像が“発掘”されて炎上するなど、
収拾がつかなくなってきているようにも思います。

このような混沌とした状況とアルバイトとの雇用関係の
中で企業が取ることのできる実効性のある対応策は
かなり限られています。

 

まずは、「発信してよいこと、悪いこと」、
「違反した場合のペナルティ」といった、事前に

示しておくルールなどの“入り口”の部分から
考えてみてください。

その上で今回検討したトラブルを起した社員の
再教育を考える“出口”の部分も考えておく必要が
あると思います。

 

企業で昨今の炎上トラブルに悩む方の参考と
していただければ幸いです。

よろしかったら前編もご覧ください!
◆前編は、こちらから!

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