こんにちは。管理部支援.com の専田です。

 

梅雨も明けてすっかりと夏らしくなりました。
今年もホントに暑そうです。都心部を歩いて
いるとたまに気が遠くなる思いがします。
くれぐれも熱中症には気をつけたいものです。

 

さて、学校は“夏休み”が始まりました。
この休みを利用してアルバイトをする学生も
多いでしょう。

また、使用者側も夏は何かと人手の欲しい時期。
「アルバイトでも雇おうか」という会社も多いと
思います。

 

アルバイト募集

夏休みのアルバイト!

アルバイトをする学生側で一番気になるのは、
やはり、「給与の額」ではないでしょうか。

遊びの資金や欲しいモノがあっても先立つものが
なければどうにもなりません。

 

かといってアルバイトばかりしているわけにも
いきません。そこそこ遊びたい、それに欲しいモノを
手に入れても使う暇がなくては本末転倒です。

そうなると「いかに効率よく働くか(稼ぐか)」という
ところがポイントになり、アルバイトの選択基準は
必然的に?「給与の高さ」になると思います。

 

学生ですから、若いし、体力もあります。
肉体的に多少きつくてもへっちゃらです。
だから少しでも「高額のアルバイト」を…!
こんな選び方をしていた(している)のは私だけ
ではないはずです。

しかし、高額であることには当然理由があります。
例えば、3K(キツイ・汚い・危険)といわれる
仕事、深夜時間帯(22時から翌05時)の仕事など
普通の仕事より高額であるだけの厳しい条件が必ず
つきます。

 

そして、こうした仕事は、働くことができる最低年齢
が労働基準法で定められています。

労働基準法では、身体的に未成熟な年少者を保護する
ため、未成年者の就労の可否や職種の制限などを以下の
年齢によって分けています。

 

・未成年者:満20歳未満の者(制限なし)

・年少者 :満18歳未満の者

・児童  :満15歳に達した日以後の最初の3月31日を
     経過しない者(つまり、中学校卒業前の者)

 

このうち、「児童」については一部例外を除き、労働させる
こと自体が禁止されています。

 

「年少者」については、一定の危険・有害・福祉に有害な
業務、深夜業(22時~翌5時)に従事することはできません。
つまり、工事現場や工場、風俗営業店、そして、深夜の時間帯
には働くことはできません。

 

これらに違反した場合、事業者は当然処罰されます。
「児童」を労働させる最低年齢違反(56条違反)については、
1年以下の懲役又は50万円以下の罰金、年少者の有害業務、
深夜業の違反(61、62条違反)については、6月以下の懲役又は
30万円以下の罰金に処されます。

 

こうした法の規定を知らないのかどうかは別として、
最近“ガールズバー”“原発作業員”というように
労働基準法に違反した年少者の違法就労事件が
散見されています。

「騙された!強制された!」ということであれば、
これはもう論外ですが、「高額給与に目がくらみ,
自ら年齢をごまかして…」というケースも少なからず
あるようです。

 

こうしたケースは別に”高額給与”の傾向にある3Kの
職種や風俗業などに限ったことではありません。
コンビニエンスストアや飲食店の深夜帯店員の求人
でも起こりえることです。(時に夏休みシーズンなどは)

こんなとき、会社はどのように対応すべきなのでしょうか?
次回、具体的な対応策として、年齢詐称を見破るテクニック?
を中心に見てみたいと思います。

 

にほんブログ村 士業ブログ 社会保険労務士(社労士)へ
にほんブログ村

労基や労務問題からマイナンバーやSNS問題まで「こんな事聞いても大丈夫かな?」ちょっとでもそう思ったら、その悩みをお聞かせください。初回相談は無料です。