まとめ
こんにちは。
管理部支援.comの専田です。
前回までを通じてアルバイトにまつわる誤解を見てきました。
昨今、準社員、臨時社員、契約社員、ヘルパー社員、パート社員、
そしてアルバイトというように非正規雇用を巡る用語が乱立しており
一見して何が何だかわかりません。
ただ、働く側の「正社員ではないから責任はない」、雇う側の「正社員では
ないから、いい加減に扱ってよい」という考えが間違っているということは
これまで見てきたとおりです。
アルバイトをはじめとする非正規雇用はいまや社会的に必要不可欠な
ものになっています。
こうした中でお互いの認識のズレからトラブルとなってしまうのはとても
不幸なことです。
アルバイトを多く抱える会社の人事・労務担当者の方には、
アルバイトにも責任は問える一方、アルバイトにも正社員と変わらぬ
法の保護が及ぶということを理解していただきたいと思います。
そして、非正規雇用者向けの就業規則や労働条件通知書などのシステムの
整備を真剣に検討されることを願って今回の特集を終わりたいと思います。